エリーザ・スクロッラヴェッツァ、アンドレア・ザンレ


二人はパルマにあるアトリエで弦楽器製作に打ち込むと同時に、修復、弦楽器製作の歴史研究、文化、教育活動に従事しています。両者ともパルマ弦楽器製作学校でエリーザの父であり世界的に高名な弦楽器作家レナート・スクロッラヴェッツァの元で学びました。その後アメリカへ渡り修復、音響学、古典楽器の複製の研修課程を受けました。
エミリア地方の伝統を受け継いで新作楽器を作るのが彼らの主な活動であり、数々の国立コンクールで受賞したことでスクロッラヴェッツァ&ザンレの楽器は世界各国の音楽家やコレクターからも認められ、年々その評価は高まっています。
またエリーザとアンドレアはメインの活動に加え、レナート・スクロッラヴェッツァ弦楽器製作学校で教壇に立ち、弦楽器製作の伝統遺産を守り振興するパルマ弦楽器製作者協会の役員を務めています。エリーザは更に名声のあるEntente Internationale des Luthiers et Archetiers国際弦楽器・弓製作者協会のメンバーでもあり、スクロッラヴェッツァ&ザンレはFriends of Stradivariプロジェクトに参加しています。
同アトリエはパルマ国立美術館で開催されたジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ生誕300周年大展覧会を手掛け、それに続き大作となったグァダニーニのモノグラフを出版しました。また専門誌Archi MagazineStrad Magazineとコラボレーションする他、二人はクレモナのヴァイオリン博物館などで彼らの研究活動についてのプレゼンテーションや講演会を行っています。